
前回の記事では、ChatGPTのアップデートについて紹介したね!

AIの進化ってワクワクするけど…「これって情報漏れたりしないの?」って少し不安・・・

そう感じる方も多いよね!
安心して使うためには、メリットだけではなく、リスクも知ることが大事だね!
この記事では、最新のリスク事例と、安全に使うための対策5選をまとめました。
少し難しい言葉も多いけど、楽しく学んでAI の知識を深めよう♪
🔍 ChatGPTのデータ保存のしくみ
✅ 会話履歴って保存されてるの?
2025年4月時点では、以下のようになっています:
- 有料プラン(Plus/Enterprise):会話内容はAIの学習に使われる
- 無料プラン:30日間保存され、内部検証に使われることも
- API経由:30日間監査目的で保存、ただし学習には使われない
✅ 入力内容は学習に使われる?
Web版で何気なく入力した内容が、AIの改善目的で使われることも。その結果、他の人への回答に情報が混ざるリスクもあるんです。
⚠️ 実際にあったリスク事例
● 韓国:サムスン電子の情報漏洩
エンジニアが半導体設計のコードをChatGPTに入力→別ユーザーの回答に含まれてしまった事例が確認されています。 🔗 出典: Gigazineの記事(2023年5月17日付)
✅ 安心して使うための5つの対策
1. モデル学習のオプトアウト
設定から「モデルの学習に使わせない」にチェック! → Settings → Data Controls → モデル学習を許可しない
2. 入力データの加工
実名や社名をそのまま入れずに、「A社」「000-0000-0000」などに置換! KDDI総研の検証では93%のリスク削減効果が確認されました。
3. 専用ツールを使う
Microsoft 365 CopilotやChatGPT Enterpriseは、暗号化&学習利用OFFが保証済み。
4. セッションを分ける
大事な話は「一時チャット」モードや「プライベートブラウザ」で。 → 日本IBMでは、特許出願前情報のやり取りにこの方法を採用。
5. 会話ログの監査対応
Enterprise版なら、全てのやりとりを記録して保管可能。 → GDPRや日本の個人情報保護法にも対応できます。
📜 法制度の動きもチェック
2025年3月、日本の個人情報保護委員会が「生成AIの利用ガイドライン」を改定。
参照)個人情報保護委員会|生成AIの利用に関するガイドライン(2025年3月改定)
企業がChatGPTに個人情報を入力する場合、「国外提供」に該当し、本人の同意取得が義務化されました。
🔐 API経由とオプトアウト設定って?

ChatGPTって便利だけど、仕事の話とかしても大丈夫なのかな?💦

いい質問!実はね、Web版のChatGPTでは、何もしないと入力内容が学習に使われちゃうこともあるんだ。

えっ!それは怖い💦

ちゃんと対応策があるから安心して!
方法は2つあるよ👇
その① Web版を使うなら?
→ 設定 → Data Controls → カスタマイズの改善に利用しない
をONにしよう!
その② もっと安全に使いたいなら?
→ NotionやSlackと連携するAPI接続で使えば、最初から学習OFFになってるから安心なんだよ。

なるほど〜! ✅ Web版は「設定を見直す」 ✅ 仕事では「APIで接続」ってことだね!
✅ ポイントまとめ
方法 | 学習に使われる? | 対策 |
---|---|---|
Web版 ChatGPT | ❗ 使われる可能性あり | オプトアウト設定をONに |
API経由の利用 | ✅ 使われない | 特になし(初期設定で安全) |
📚 参考・出典リンク一覧
- Bloomberg|Samsung engineers leaked confidential data to ChatGPT
- Gigazine|ChatGPTに入力した情報が外部に漏洩する可能性
- ITmedia NEWS|ChatGPTで医療データを扱う際の注意点
- 個人情報保護委員会|生成AIの利用に関するガイドライン(2025年3月改定)
「ChatGPTを安心して使いたい!」という方は、まずは「自分の使い方」をチェックして、必要な対策から取り入れてみてくださいね!